<子どもとのコミュニケーション改善>遊びながら育める子どもの聞く力
前回は、子どもが話を聞いてくれるようになるポイントについて紹介しました。
それには大人の工夫が必要になりますが、子ども自身が、自ら話を聞けるようになるには、どんなトレーニングが必要なのでしょうか?
子どもの聞く力は、指示を聞いて体を動かすゲームをとおして、たのしく身に付けられます。
そうしたゲームはたくさんありますが、ここでは2つを紹介していきます。
まずは、フルーツバスケットです。
通常、指示役は「ぶどう」「いちご」とフルーツの名前を挙げていきますが、子どもの年齢などを考慮し「半袖を着ている人」「妹がいる人」などと、難易度を上げることも効果的です。
<子どもとのコミュニケーション改善>聞く力が試されるゲームで、子どもは真剣に耳を傾ける
次に紹介するのは、『船長さんの命令』というゲームです。
まずは、指示役の船長さんを1人決めます。
船長さんが「○○してください」と指示を出し、そのとおりに動くのですが、ほかの子どもたちは「船長さんの命令です」の後に続く指示だけに従います。
たとえば「船長さんの命令です。座ってください」といわれたときは座りますが、「立ってください」とだけいわれたときは立ち上がりません。
周りの動きに合わせて動くのではなく、自分で聞いて動けているかをよく確認し、たのしく参加できるようペースも大切にしましょう。
子どもが話を聞いてくれるようになると、親がイライラする頻度も減りますが、メリットはそれだけではありません。
子ども自身もコミュニケーションがスムーズになるため、たのしく過ごせることが増えると思います。
こうしてゲームで聞く力を育てながら、親も子もストレスを少なく過ごしていけたらいいですね。
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