[保育士資格]ピアノ未経験のわたしが数ヶ月の訓練で実技試験をパスした方法

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保育士資格の基礎知識

1月は「保育士試験」の受験申請の時期です。わたしも保育士の資格をもっているのですが、実技の音楽試験に必要な楽器は未経験。さらに、ようやくピアノで課題曲を弾けるようになった後、弾き歌いをしてみると、そこには新たなトラブルが待ち受けていました…。今回は、楽器未経験のわたしが、実技試験の半年前から行ったテスト対策についてお話ししていきます。

保育士資格は保育園だけでなく、福祉施設や一般企業でも活かすことができます。以前、わたしが勤務していた放課後等デイサービスも同様に、保育士も配置基準にあったため、資格を取得。数年かけて通信教育で取得しました。

例年、4月に前期試験の筆記試験が行われ、合格者のみ、7月の実技試験へ進みます。筆記、実技ともに、すべての科目で合格すると、保育士資格を取得できます。実技試験は言語表現に関する技術(読み聞かせ)、音楽表現に関する技術(弾き歌い)、造形表現に関する技術(絵画)の、3科目から2科目選択受験となります。

消去法で選んだ音楽試験の行く末

わたしは絵を描くことが苦手だったため、音楽と言語を選択。しかし、音楽表現の試験では”2曲の課題曲をピアノ、ギター、アコーディオンの、いずれかで弾き歌いをする”必要があります。どの楽器も未経験で、1月から週に1回のペースでピアノを習い始めました。これが実技試験の半年ほど前です。

先生の探し方はインターネット。先生と生徒をマッチングするサイトを使用し、近所で自宅レッスンをしている先生に、お世話になりました。はじめは指の使い方などの基礎から教わり、初心者のわたし向けに、先生に楽譜を書き直してもらいました。

実際に課題曲の練習を始めたのは、2月中旬頃。保育士試験の受験を始めたときに、電子ピアノを購入しましたが、独学での習得は難しく、実際に教わる方が上達が早いと感じます。例年の課題曲は、あまり難易度が高くなく、数ヶ月で曲としてかたちにでき安心していました。しかし…

両手で弾けるようになった頃、弾き歌いにも挑戦すると、ピアノと自分の歌声の音域が合わないことに気づきました。そこから急遽、自分の音域に合わせた楽譜に書き換えてもらい、また1から覚え直しとなってしまいました。数ヶ月のロス…。それからピアノと歌のレッスンを並行して始めましたが、はじめから音域に合わせた楽譜で練習すればよかった…と反省しています。

ピアノ初心者が経験者と戦うためのポイント

はじめは指の使い方や、正しい姿勢で弾くことを意識しました。本番で緊張しても、身体は覚えているように、うまく弾くことよりも、正しい指使いを心掛けたのです。

実技試験の採点基準は明確にされていませんが、ほかの方の体験談を参考にすると、面接試験も兼ねている可能性が高いようです。ピアノを習ってきた人と、初心者ではイスの座り方、指の使い方でも違いが見えると聞き、癖が付かないうちから意識していました。これからピアノを始める方は、ぜひ焦らずに練習してみてください。

後の記事では、試験前の練習方法、ポイントについて、詳しく紹介していきたいと思います。

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