[保育士資格]実技試験に有利な課題の選び方と練習法

就職希望者

自己採点で悪くてもまだ諦めないで

保育士資格を取得しようとしている方は、筆記試験も終わり、本格的に実技対策を始める頃かと思います。試験の結果が届くのは時間がかかるため、私は解答速報を見て自己採点していました。ここで正答数が足りなくても、実際には合格していたという話も聞くので、ギリギリ点数が足りなさそう…という方も、まだ合格の可能性はあります!

今回は、私が実際に筆記試験後から始めた、実技試験対策について紹介します。そのほか保育士試験についての記事は、こちらからご覧いただけます。

試験に有利な言語表現の課題の選び方

5月からは実技試験対策に集中できるようになり、それまで手をつけてこなかった言語表現(読み聞かせ)の練習を始めました。まずは、4つの物語から1つ選択する課題。私は一度すべて読み、最終的に「おおきなかぶ」に決めました。その理由は2つ。

1つ目は、自分もよく知っている話だったということです。試験では、なにも見ずに素話をするため、緊張から頭が真っ白になる場合もあります。そうしたとき、よく知っている物語であれば話しやすいと思ったのです。実際に試験当日は、次に話す内容を忘れてしまったことがありましたが、すぐに物語をイメージでき、なんとか続けられました。

2つ目は、なによりナレーションベースが多かったこと。登場人物は多いものの、それぞれのセリフは少ないため、たくさん声色を変える必要がありません。これは読み聞かせの経験が少なかった私に好都合だったのです。

本番で使用する話が決まったら、まず台本を作成し、規定の3分で収まるようにまとめます。言語表現の課題に沿って、3歳児に向けた言葉選びや、わかりやすい擬音を意識。動画サイトの例から、身振り手振りや話すトーン、スピード、表情なども参考にしました。

また、本番では緊張から早口になってしまったり、一部内容が飛んでしまったりすることもあるでしょう。ゆっくり読む練習をして時間が余るようであれば、少しセリフを増やすのも手かもしれません。

本番で失敗しても挽回できる音楽表現の練習法

そのほか音楽表現の対策にも力を入れました。簡単な楽譜だと不安に感じる人も多いようですが、十分に合格できる可能性はあります。私は以下の点に気をつけながら、曲のイメージを表現できるよう練習しました。

・曲のイメージを大切にする
→弾む曲は楽しそうに、ゆったりした曲はきれいな音を意識
・曲の弾き始めの音をしっかりと
・一定のテンポを保つ
→メトロノームアプリで練習
・同時に複数の音を打鍵するときは、タイミングとバランスを揃える
・強弱をつける
・歌は言葉をはっきりと発音する、小節の初めの言葉は子音を意識する

この練習のポイントは、ミスをしてしまったときに、途中のどこからでも弾き始められるように対策したこと。また、ピアノの音に声量が負けてしまっていたため、弾き語りの様子を録画して練習しました。

さらに普段、電子ピアノで練習していると、本番では思ったよりピアノの音が大きく感じ焦ることもあるでしょう。私は自宅に電子ピアノしかなかったため、レッスンのほかに週に1回、公民館を利用させてもらい、ピアノに慣れるようにしました。

試験1ヶ月前の6月からの試験当日を意識した練習は、また後日紹介します。

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