トラブルは最小限に。GW・夏休みをたのしく過ごすポイント9選

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連休は、子どもにとってよい?悪い?

新年度から、約1ヵ月後に訪れるゴールデンウィーク。新学期、新生活に慣れ始めた頃に連休に入ります。保護者からは「慣れない環境で、精神的にも疲れていると思うので、一息つけるよい機会」とポジティブな意見がある一方、「ようやくリズムが掴めてきたのに、リセットされてしまう」といったネガティブな意見も聞きます。

また、「1ヵ月は緊張感があり、乱れることなく過ごせた」という子どもでも、5月に入ると緊張の糸がほぐれ、反対にパニックになってしまうケースがあります。今回は、保護者の意見を参考に、GWや夏休みの過ごし方のポイント、連休明けに向けた準備について紹介していきます。

外出前に押さえたい準備4選

例年、GWは家族で出かける方も多いと思います。GWや夏休みは、外出先でのトラブルを不安視されている方も多いのではないでしょうか?スムーズに外出し、目的地でたのしく過ごせるよう、子どもに配慮するポイントがあります。

・事前に行き先の写真などを見せる
∟目的地のイメージや、見通しを立てることで安心して過ごせる
・余裕をもったスケジュールを立てる
∟予定がわからないと不安になるが、急な予定変更もパニックを引き起こす可能性があるため、混雑も視野に入れて計画する
・移動時や待ち時間の過ごし方など、時間のつぶし方を準備する
∟何もすることがない空白の時間が苦痛になってしまうため、その場でできる遊びがあると落ち着いて過ごせる
※熱中するスマホやゲームは切り替えが難しくなるため、あまりおすすめはしません。
・約束事を決めておく(走らずゆっくり歩く、順番を守るなど)
∟あらかじめルールを意識させることが大切。少しでもできたことは褒める

わたしが、これまで試したもののなかでは、割り箸ゲームが有効的でした。地域によって名称が異なるかもしれませんが、対戦型の指遊びの一種で、学年問わずたのしめます。

1.先行後攻を決め、お互いに両手の人差し指を出した状態でスタート
2.先行がどちらかの手で、相手のどちらかの手を攻撃
3.後攻は攻撃された手に、攻撃してきた指の数を足す。これを交互に繰り返す。
攻撃を受け、指が5本以上になった手は脱落し、両手が消滅したらゲームオーバー。

休み明けに向けた準備5選

最近は、コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が多くなりました。休暇中のテレビ視聴や、ゲーム時間が長くなってしまうことを、心配する保護者もいます。少しでも休み明けに、生活リズムの崩れを減らせるよう気をつけるポイントを紹介します。

・規則正しい生活(特に起床、就寝時間には気をつける)
・日付の感覚を確認(曜日感覚、残りの休日数など)
・テレビやゲームは、”1時間まで”や、”手伝いをしてから”といったルールを設ける
・テレビやゲームの代案をつくる(カードゲームでコミュニケーションをとる、空き箱・ダンボール工作など)
・毎日、取り組めることをつくる(手伝い、読書など)

なるべく学校生活と同じように過ごすには、規則正しい生活が大切です。手伝いなどの習慣は、生活リズムづくりにつながります。達成できたときは、カードにスタンプやシールを貼るなどして、子どものモチベーションを上げ、継続していきましょう。また、曜日感覚が狂わないよう日付の確認や、休日の日数を意識させることも大切です。ただし、オンオフの切り替えも必要です。あまりプレッシャーにならないよう、休養をとりながら、学校再開に向けて準備を整えていきましょう。

次回の登校をたのしみに感じられるよう、素敵な連休をお過ごしください♪

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